龍登園のGardening Diary「四季折々の植物 ユリ」

龍登園草花の管理アドバイザー
吉田和三氏のガーデニング・コラム

四季折々の植物 『ユリ』


参照引用:NHK趣味の園芸 ウィキペディアフリー百科  

ユリを楽しむ

ユリは北半球のアジアを中心にヨーロッパ、北アメリカなどに原種100種以上、日本には15種あり、そのうち7種は日本特産である。
丈夫で育てやすい種類は園芸店、ホームセンターの園芸コーナーで入手できる。
最初は庭植えがお勧め。一度植え付けると2~3年はそのまま育てられ、毎年花を楽しめる。
但し、花が散るまで咲かせると、翌年の花付きが悪くなるので早めに切って生け花にすると良い。その時は茎の半分位で切り葉を残す。そしてお礼肥えは必ず与え、プラス草木灰を与えると花芽分化に役に立つ。灰を蒔いて枯れ木に花を咲かせる「花咲か爺さん」を思い出すと良い。

夏の高温多湿に弱いので、植え付ける場所に注意する。日なたから明るい日陰で、夏の強い日差しが長時間あたる場所や水はけの悪いところは植えない方がよい。


          

花と緑の仕事人 「吉田和三」

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動物と植物の関りは、地球誕生から今日まで、生命を維持するための酸素の提供、体を作る食料として切っても切れない関係にある。 また人類との関係は有史以来、冠婚葬祭などのお供え物に利用してきた。
この冠婚葬祭に植物を利用することがガーデニング (園芸作業)の始まりである。 初めは、野山にある植物の葉や花を摘んで飾ったであろう。

しかし、野生の物を取りに行くより、家の近くに植えた方が効率が良いことに気づいたのである。その為には「いつ頃移植をしたが良いか」「いつ花を切ったが長持てするか」など試行錯誤したであろう。

私達は先人からの教えでより良いガーデニングを行うことができる。


このコーナーでは、植物に関わる事を紹介しようと思う。