龍登園のGardening Diary「2月の誕生花 チューリップ」
龍登園のローズガーデンの約400株の薔薇たちや、敷地内の草花の管理に
アドバイザーとしてお手伝い頂いている吉田先生のガーデニング・コラムです。
2月の誕生花 チューリップ
花言葉は「思いやり」
【色別の花言葉】
赤:愛の告白 白:失われた愛 ピンク:愛の芽生え 黄色:望みの無い恋 紫:不滅の愛
【英語での花言葉】
Perfect Lover
ユリ科チューリップ属
学名/Tulipa.cvs
和名/ウコンコウ
原産地/中央アジア
学名/Tulipa.cvs
和名/ウコンコウ
原産地/中央アジア
日本には江戸時代から
日本に渡来したのは、文久3年(1863年)と言われている。当時は、薬草のウコンと間違われて「うこんこう」と名付けられた。
大正時代から日本でも、本格的な栽培が始まり、切り花が非常に高い値で売れるもので、冬場には出稼ぎに行くしかない豪雪地帯の新潟や富山で、米の裏作として注目され、熱心に取り組まれた。
家庭で長持ちさせるには
水中で茎先を切り(水切り)、しばらく水に浸けて水を吸い上げさせる。水は毎日取り換えて、切り口が茶色っぽくなると水揚げが悪くなるので、水を換える度に切り口を新しくする。暖房に弱いので、なるべく涼しい所に飾ると長持ちする。
参考資料 お花いっぱい情報サイト「EVERY FLOWERS」参照
動物と植物の関りは、地球誕生から今日まで、生命を維持するための酸素の提供、体を作る食料として切っても切れない関係にある。 また人類との関係は有史以来、冠婚葬祭などのお供え物に利用してきた。
この冠婚葬祭に植物を利用することがガーデニング (園芸作業)の始まりである。 初めは、野山にある植物の葉や花を摘んで飾ったであろう。
しかし、野生の物を取りに行くより、家の近くに植えた方が効率が良いことに気づいたのである。その為には「いつ頃移植をしたが良いか」「いつ花を切ったが長持てするか」など試行錯誤したであろう。
私達は先人からの教えでより良いガーデニングを行うことができる。
このコーナーでは、植物に関わる事を紹介しようと思う。